ボトックス 代表的な「しわ治療」
一般的なシワ治療として美容クリニックで行われている「ボトックス注射」です。
食中毒の原因菌で知られるボツリヌス菌毒素から抽出した成分を、シワが気になる部分に注射するというシワ治療です。
ボトックス注射で注入されるボツリヌス菌毒素には筋肉の動きを抑制する効果があり、目じりの笑いジワ・眉間のしわ・額の横ジワ等「表情ジワ」の原因となる「表情筋の動き・緊張」を抑制することで、しわの改善を図ります。
つまりボトックスは全てのしわに有効なわけではなくその効果は、顔の「表情筋の影響」によってできる表情ジワに限られます。
※表情ジワ以外のしわを改善するためには、ヒアルロン酸を注入するなどして肌の中から押し上げる必要があります。事実、美容整形外科におけるボトックス治療相談の際には、ヒアルロン酸注入治療を一緒に勧められる事も多いようです。
ボトックスの効果には個人差がありますが、一般的に施術後数時間から2週間程で効果が現れてきます。また、効果の持続は、個人差がありますが、およそ2~6ヶ月程度のようですね。
ボトックス注射の施術にかかる所要時間
注射の箇所や本数によって違いがありますが約10分~1時間程度です。
また痛みに弱い方は希望により全身麻酔が施されることがあり、その場合、術後数十分から1時間程度休息が必要です
ボトックスのメリットは?
●「定期的に」打たなければ効果を維持できない
ボトックスは、筋肉を動かすための神経伝達物質アセチルコリンの放出を止め、表情ジワ部分の表情筋が動きにくい、リラックスした状態をつくりだします。
ただし、ボトックス注入後3ヶ月程経過すると神経から新しい運動神経の側副枝が伸び、あらたにアセチルコリンの放出が始まります。
このためボトックスは、年に2~6回程度注入を続けることが必要で、費用・心身の両面で負担となる方もいらっしゃるようです。
※効果が優れているだけに、効果が切れてシワが戻ってくるといたたまれなくなる方が多いようです。そのため「一度打ったらもう止められない」という声が聞かれます。
●施術の難しさ
注入量が多すぎると表情筋の動きを抑制しすぎてしまい、表情が乏しくなってしまいます。 俗に言う「能面」の様になるため注入する量に注意しなくてはなりません。ボトックス注射の経験が豊富なドクターを慎重に選ぶ必要があります。
●免疫系の過剰反応を引き起こすことがある
ボトックスの副作用
●注射の痛み
→「ものすごく痛い!」と言う人もいれば「普通の注射ぐらい」と言う人もいます。
注射の箇所や注入量、ドクターの経験・技術にもよります。
●術後に頭痛を起こすことがあります。
●まぶたの垂れ下がり
→目の周辺に注射した際に起こる事があります。この現象もドクターの経験・技術によります
●顔の表情の変化
→顔の表情をつかさどる筋肉の動きをコントロールするため、注入量・部位によって起こりえます。
●注射した箇所に内出血を起こす事があります。
[諸注意]
次の方はボトックス注射を受けられません
●妊婦や授乳中の方 ※術後も半年程は妊娠を避けた方が良いようです。
●製剤中の成分にアレルギーを持つ方
●筋弛緩剤や筋弛緩作用のある薬を服用中の方
[禁止事項]
治療当日の、長時間の入浴・サウナ、飲酒、マッサージ。
注射部位の内出血・腫れ・赤みが増すことがあります。